万能の臓器『プラセンタ』
東洋医学の歴史のなかで、植物以外にも動物やその一部、鉱物など心身に有用な生薬の材料が発見されました。
プラセンタとは胎盤のことです。漢方では、「紫河車」(しかしゃ)といいます。
胎盤は、胎児の呼吸、代謝・解毒、排泄、内分泌、免疫、消化等臓器機能の役割を持っており、『万能の臓器』と呼ばれています。
プラセンタについて広く知られているのは美容効果ですが、「自然治癒力」を強力に高めるための薬効、薬理作用は幅広く存在します。現在、プラセンタ注射の保険適応は、「肝機能障害」と「更年期障害、乳汁分泌不全」ですが、その他にも様々な病気に有用性があり、これは特質すべきことです。